テレフォン人生相談が好き
唐突ですが・・・テレフォン人生相談を聞くのが趣味なんです。
『テレフォン相談てなんぞや?』という方のために簡単に説明すると、1965年から放送しているラジオ番組です。
内容は一般の方が電話で悩みを相談して、プロの回答者が回答をするって感じです。
「そんなん何が面白いのか」ってお思いの方、一回聞いてみて!
放送時間は月曜〜金曜 11:00~11:20
放送時間は20分でコンパクトにまとめられているのですが、様々な人生が垣間見れてとても面白いんです。
悩みの内容は様々で、離婚問題や、引きこもり、借金、夫婦の問題、子供の問題、自殺、生き方の悩みなどなど。
たまに放送していいのか犯罪ギリギリの内容もあってドキドキしてしまいます。
私が聞き始めたきっかけは、引きこもりの時どうしたらいいのかわからず救いが欲しかったからです。何度も勇気をもらいました。
自分に関係のない相談でも、自分や周りの人に共通するところがあってハッとすることがあります。
感動回や、胸糞悪い回、後味悪い回、ほんわかする回など
同じ相談でも回答者によって方向性が違ってそれもいいんだよね。
回答者は15名〜20名くらいいらっしゃるのかな。
その中でもお気に入りの先生をご紹介しましょう!みなさん大好きなのです。
加藤諦三先生
精神分析学、心理学の視点からの推察が名探偵のよう。
相談者の話し足りない部分を補って、悩みを解決に導く。
他の相談者の方が話がまとまらなくなってもバシッと方向修正してくれる。
感情的にはならずに、どの相談者にも同じように対応しているのはすごい。
加藤先生の本は何冊か読んでるけど、引きこもりの方や精神的に問題を抱えてる方にはおすすめ。
大原敬子先生(幼児教育研究)
こどものことは大原先生が一番。
理論派というよりは感覚派で女の勘が凄まじい。
人間的でとっても優しい方なので、たまに感情的になって話がよくわからなくなることも許せちゃう。
毎日きれいにしてお花を飾っていそうなイメージ。
マドモアゼル・愛先生(エッセイスト)
名前からするとめちゃめちゃ怪しいけれど、至極まともな方。ちなみに男性です。
アドバイスのしがいのある良い相談者にはとても優しい口調で話すけど、もうどうしようも無い相談者にはあたりが強め。
たまに相談者に感情移入して涙したり、非を認めない相談者に強い口調で意見を言ったり感情をあらわにするのが人間味があって好きです。
三石由起子先生(作家・翻訳家)
サバサバした物言いが気持ちいい。歯に衣を着せぬとはこのことかと。
誰にでも親戚の人みたいに話すのが面白い。
学年主任の頼れる先生みたいなイメージ、こんなお方に進路相談したかった。
今井通子先生(医師・登山家)
辛口で現実的な意見をいう。三石先生と属性が似ている。
物言いがストレートでたまに胸が痛いけど、芯は優しい方で現実的なアドバイスをしているのだとわかるので素直に聞ける。
大迫恵美子先生(弁護士)
弁護士の仕事で様々なケースを経験してきた先生の鋭い意見が面白い。
品があってちょっと冷たいところがまた素敵。
回答者の先生によって当たり外れがあるので、私のおすすめの先生の回を聞いて欲しいなぁ。
暇なときでも、興味があったら聞いてみてね〜