美術館は忍耐力が必要
私は美術館や、博物館など月に1〜2回行きます。
家にこもりがちの母を外に連れ出そうと、母の要望で付き添いで行くのですが毎回それなりに楽しんでいます。
ちなみに美術的な素養は全くありません。
全く知識がなくとも、何度も行っていればなんとなく、よい作品がわかってきたり、自分の好き嫌いも出てきます。
よい展示もあれば、もっと工夫したほうがいいんじゃないの?グッズが微妙だなぁ。この音声ガイドはいいなぁとか分かってくるものです。
とっても疲れるのです。
どんなに感動しようが月1-2回以上は行きたくない。
たとえどんなによい展示でも、
半分くらい見終わるとぷつんと飽きます。
そりゃあもう素晴らしい作品のより集めですから、時間をかけてみようと思ったら何時間でも見ていられるような作品がたくさん並んでいます。
膨大な情報にさらされ、ときには感情が揺さぶられ、人にもまれ。
あ、もういいや。おなかいっぱい。
そうなると足の疲れや空腹具合なんかも気になって余計に早く出たくなります。
私はチラッと見たら気が済んでズイズイ進みたい…。1人で行ったら、説明なんて流し読みしてパッ見て感情が動くかどうか楽しむだけかもしれません。
母は好きなこともあってじっくり見る派。
好きな相手を尊重するタイプなので、仕方なく母のペースに合わせます。
そうすると説明を理解できる程度に読み、暇なものですから、この作品がどうやって作られたのだとか、どういう気持ちで作られたのかだの、考えるようになります。
ただそれも途中で飽きます…
それはそれでいいか…
確実に忍耐力は鍛えられます。
美術館たまに行くのいいですよ。