知らぬ間に死にかけて、生き直す
睡眠薬とアルコールを併用してしまいまして、2日間ダウンしておりました。
家族は誰も気が付かず大きな騒ぎにはならなかったのはいいことなのか悲しいのか。
睡眠薬は数年前に興味本位で購入した海外製のものです。
どぎついピンクの苦い錠剤でたっぷり入って1000円もしなかった記憶があります。
夕方に服用して数時間後には、体に力が入らず歩行困難になり、血液が末端まで行き渡らなくなり肌が浅黒くなっているのをぼーっとした頭で眺めていました。
記憶障害が起きていたのか、ぼんやりする頭で何か作業をしようとしたのですが、何か考えが浮かんで行動するのですが、その度に記憶がなくなって何をしようとしたのか思い出せなかったです。
まともなことは考えられないのでぼーっとしているうちに眠ってしまい起きたら昼になっていました。
思考がはっきりしてくると、どうしようもない絶望感に襲われましたが、薬の副作用だと冷静に考えている自分がいました。
これは今後のことを真面目に考えなくてはいけないと。
仕事にしても、生き方にしても中途半端で選択を後回しにしてしまい、人との衝突を避けてしまう。
そんな自分から変わりたいと強く思いました。
以前にも一度、薬も飲みすぎて似たような経験をしたことがあったので、大した問題には思っていませんでしたが・・・
もしかしたら自分はメンタル的に問題を抱えているのかもしれないとこのままではいけないと、外部の人に頼ろうと初めて思いました。
一人で考えていても何もならないと、ようやく観念したのだと思います。
冷静な頭でパソコンを立ち上げ、相談ができそうな機関をピックアップして予約をしました。
いつもなら躊躇して後回しにするだけですが、嫌いな電話もためらわず予約をしていました。
今日、若者就職支援をしている施設にキャリアカウンセリングをしてもらってきました。
誰かに頼るということはとても怖かったです。
両親は仲が悪く、家族とはまともに自分が思っていることを話したことがありません。
友人もまともにおらず、誰かに好かれる存在ではないとどこかでずっと思っていたのです。
キャリアカウンセラーの方はとても親切で私の話に耳を傾けてくださいました。
働く自身がなくて怖かったのですが、そんなことを伝えるのは恥ずかしいことだと誰にも話さず就活を続けてきました。
誰かに心を許して話を聞いてもらうことがこんなにお恥ずかしながら涙が自然と流れてしまいました。
お話の最後に次回の予約と、合わせて心理カウンセリングも予約してきました。
私は知らぬ間にそうしなくてはいけないと思い込んだ価値観や期待にしたがって生きようとして、できないことに苦しんでいました。
自分なりの生き方を探していいんだ思うと気が楽になりました。
内定をいただいていた会社に相談して猶予期間をいただいて、他にどんな働き方ができるのかゆっくり考えたいと思います。
まずは体調を万全にして、ゆっくり着実に頑張っていきたいと思います。
誰かに頼れるってとても素敵なことだったのですね。
終わり